日本人の勝算 | 唯一残された逃げ道

概要 人口減少と高齢化というターニングポイントに臨む日本。 そんなパラダイムシフトに打ち勝つ7つの生存戦略とは。 日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義作者: デービッドアトキンソン出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2019/01/11メディア: 単行…

Think clearly | 52個もあればひとつくらいは当たるはず

概要 この複雑な世界を生き抜くために、私たちは何を指針にすればいいのだろう? 「よい人生」を送るための52の思考法を伝授する。 Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法作者: ロルフ・ドベリ,安原実津出版社/メーカー: …

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ | 王の帰還

感想 何もいうことがない。 ゴジラそのもの。 『シン・ゴジラ』の後に、『アニゴジ』という破壊的な映画を観せられて、ゴジラとはなんなのかという問いに嵌まり込んでいた私は、この映画を観て、「これがゴジラ!」と納得し、「これぞゴジラ!」と興奮するの…

死にがいを求めて生きているの | このホラーのテーマは生きがいと多様性です

あらすじ 誰とも比べなくていい。 そんな優しい言葉を囁かれて育った平成の若者は、 生きがいを見出せず、死にがいを求めて生きている。 死にがいを求めて生きているの作者: 朝井リョウ出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2019/03/07メディア: 単行本この…

シー・ユー・イエスタデイ | 久しぶり!マイケル・J・フォックス

あらすじ タイムマシンを発明した二人の天才黒人ティーンエイジャー。少女の兄が白人警官に射殺され、二人は彼の命を救おうと時間を遡る。けれど、過去に戻るたび、二人は別の悲劇にあって——。 感想 あらすじでわかる通り、かなり定番のタイムトラベルもので…

Creative Selection | アップルの仕事の進め方

概略 長らくつまびらかにされていなかったアップルの製品開発のプロセスをSafari、iPhone、iPadなどの開発に携わった著者が告白する。 Creative Selection Apple 創造を生む力作者: ケン・コシエンダ,二木夢子出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2019/0…

PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話 | 夢だけで明日を生きることは難しい

概略 ジョブズが自腹で支えていた赤字時代のピクサーに財務担当として入社し、黒字体質への道筋を描き、IPO、そしてディズニーによる買収までつなげた著者の奮闘録。 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話" title="PIXAR 世界一のアニ…

ウエストワールド シーズン2 | 人工知能の思考に追いつけない

あらすじ 人間と瓜二つのアンドロイドが働くテーマパーク「ウエストワールド」。そこを訪れるゲストたちは、外の世界では隠さざるをえない嗜虐的な欲望をアンドロイドにぶつける。 身体を引き裂かれた末に殺されたアンドロイドも翌日には修理され、記憶をリ…

きみの世界に、青が鳴る | 理想と成長の物語

感想 ※ネタバレあり 5年近く続いた階段島シリーズも今作で最後。 きみの世界に、青が鳴る (新潮文庫nex)作者: 河野裕出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/04/26メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 計6冊の文庫を順番に並べると、 1. いなくなれ、群…

NIKE ズームフライ フライニット | 初心者が高めのランニングシューズを買った結果

前置き 本や映画やドラマといったインドアなことが中心のこのブログですが、ちょっと感動したのでランニングシューズの話をしたい。 ランニングシューズを変えるだけで、キロ30秒もタイムが縮まるとは——。 www.nike.com 私のスペック 毎週走ることを習慣にし…

直感と論理をつなぐ思考法 | 想像力を磨くにはどうすればいいのだろう

概要 「論理に裏打ちされた戦略があってこそ、成功にたどりつける」 そんなかつてのビジネスの常識が変化の激しい現代で機能不全を起こしている。 一方で、現在のマーケットに強烈なインパクトを与えているのは、根拠のない直感や人には理解できないビジョン…

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 | 経済を民主化する

感想 ラノベのように長いタイトルの経済書。タイトルだけではなく中身もラノベのように平易でわかりやすく、小説や映画を題材に、経済の誕生から借金の必要性、機械化の危険性を説く。 父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話…

プラットフォーム革命 | 新時代の幕開け

概略 世はまさにプラットフォーム時代と言わんばかりに、Google、Amazon、Facebookなどのプラットフォーマーたちのニュースを、テレビで見かけない日はない。 プラットフォームという言葉が当たり前のように交わされている状況だけれど、果たしてその本質を…

グリーンブック | とても無難なアカデミー賞作品賞

アカデミー賞作品賞受賞作ということで観てきました。 白人と黒人のコンビということで、『最強のふたり』を思い浮かべながら、 どれほどの感動作なのかとハードルを上げて観たのだけれど、とても無難な仕上がりで、語ることに困るなぁ……。 人種差別がテーマ…

人口減少でゾンビ化する制度

前置き 「このチェック項目って何のためにあるんでしょう?」 先日、業務に使用しているチェックシートについて相談された。 業務効率化の一環で、ムダな部分がないかを確認していたところ、その項目に気づいたという。 相談者が疑問に思うのも納得で、仕様…

天才を殺す凡人 | 反発されたら天才だと思おう

概略 世の中には「天才」と「秀才」と「凡人」がいる。三者の間にはコミュニケーションの断絶がある。 凡人は天才を理解できず、排斥する。 秀才は天才に憧憬と嫉妬心を持つが、天才は秀才にそもそも関心がない。 秀才は凡人を見下し、凡人は秀才を天才と勘…

スパイダーマン:スパイダーバース | アメコミを再現する映画

感想 先行上映で見てきました。 予告編で気になってはいたけれど、今までの3Dアニメーションとは毛色が違いすぎて、悪くいえばゲテモノかもしれないと、見送る方針でいたのですが、 アカデミー賞をはじめとして、名だたる長編アニメーション部門を総ナメにす…

ROMA / ローマ | 波の向こうに家族を見つける

感想 以下、ネタバレあり アカデミー賞の最有力候補に挙げられているアルフォンソ・キュアロン監督作品。 キュアロンといえば、原題とは意味が真逆になった『ゼロ・グラビティ(原題:Gravity)』といい、原型を留めていない『トゥモロー・ワールド(原題:C…

その日、朱音は空を飛んだ | 生きている人間には真実を曲げる権利がある

あらすじ ある日、学校の屋上から飛び降りた川崎朱音。 彼女の死が、進学校の日常を揺さぶる 自殺の原因は? 遺書はあったのか? ネットに流れる自殺の瞬間を撮ったのは誰? 彼女の死が歪んだ青春を照らし出す。 その日、朱音は空を飛んだ作者: 武田綾乃出版…

東京の子 | オリンピック後のディストピア

あらすじ オリンピックが終わった2023年の東京。減少する労働人口を補うべく、日本は多くの外国人労働者を受け入れていた。労働者に技能を身につけさせるベく、オリンピックの跡地に生まれた「理想の大学校」デュアルから、ベトナム人ファム・チ=リンが失踪…

データを誤魔化したくなったときに備えて読んでおきたい3冊

前置き 厚労省の統計調査の不正がニュースになっている。 でもこれは今に始まった話ではなくて、政府で始まった話でもなくて、最近続いている企業の不正と根っこは同じだと思う。 官民あげて、国全体がデータを誤魔化しに走っている。 そりゃ、自分に都合の…

FACTFULNES ファクトフルネス | TEDスピーカーが最期に伝える、たったひとつの冴えたやりかた

概要 あなたは本当に世界を正しく理解できているだろうか。 質問 世界の1歳児で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる? ・A 20% ・B 50% ・C 80% こんな簡単な質問でさえ、正答率は1/3を切る(正解はC)。ランダムに答えるよりも正答率が低…

カササギ殺人事件 | 一読で楽しむ二つの推理小説

あらすじ 『名探偵アティカス・ピュント』シリーズの最新刊の原稿を読み進めた編集者の私だが、原稿からは結末部分が抜けていた。著者に連絡をとれず憤りを募らせる私を待っていたのは、予想だにしない事態だった——。小説世界の謎解きと、現実世界の謎解きが…

出口から考えるFX | トレードルールを定量的に評価する

世の中にトレード指南書は数あれど、突き詰めて考えると定性的な解説で終わっているものがほとんど。 節目の価格帯なので反転すると考えてエントリー or 節目を抜けたのでトレンドができると考えてエントリーなど、あとでチャートを見ればその通りの動きをし…

かがみの孤城 | 思春期のモヤモヤを文章に

あらすじ ある出来事がきっかけで学校に行けなくなった中学一年生のこころ。毎日を家で過ごす彼女の前で、ある日突然、鏡が輝き出す。鏡をくぐった先には城があり、こころの他に中学生が六人集められていた。現実から隔てられた世界で、七人の中学生は心を通…

知ってるつもり 無知の科学 | 知ったかぶりは人類の性質

感想 「無知の知」を述べたのはソクラテス。 誰もが聞いたことのある有名な言い回しだけれど、 無知の知がなぜ重要なのか、 逆に、無知の無知がどうして起こるのか、 知っている人はいないのではないか。 この本は認知科学の視点で、その疑問に答える。 知っ…

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 | 伝説のトレーダーは意外と庶民的

「日経平均を動かせる男」という2つ名がかっこいい。 cisという3桁億単位の資産を持つ個人トレーダーがいることは知っていたけれど、その手法がどのようなものなのかは謎だった(ツイッターを覗いても「リネージュ2」の話題が大半で……)。 そんな生ける伝説…

NEW POWER これからの世界の「新しい世界」を手に入れろ | 新しい諸刃の剣

今の世界は、これまでの世界とは異なる力学で動いている。 ブレグジットもトランプ大統領の誕生も、従来の手法では全く予想ができなかった。 ISISの活動があれほど大規模なものになるとは誰も思わなかったし、アラブの春も、フランスの暴動も、ハリウッドの…

シュガーラッシュ オンライン | Wi-Fiを抜けると、そこはディズニーだった

『シュガー・ラッシュ』、6年ぶりの続編。 www.disney.co.jp 悪役の悲哀と孤独なヒロイン、そして何より、懐かしのゲームキャラクターが魅力的なストーリーラインに絡んでくることで、なかなかに楽しい映画に仕上がっていた『シュガー・ラッシュ』。 舞台設…

WIRED vol.31 “New Economy” | “New” で終わってしまわぬように

第30号で休刊となったコンデナスト・ジャパン版のWIREDが約1年ぶりにリブート。 ちょうど震災の直後に、目に止まった地球の表紙のWired vol.1を手に取って、テクノロジーが変える世界という記事の切り口におもしろさを感じて、それ以降、購読し続けた身とし…