スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け | 悪夢が終わる

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はじめに

観てきました。怖いもの見たさで。
とても難しかった。
私にはこの壮大な大宇宙の物語を理解できませんでした。

というわけで、疑問に思ったことを箇条書きにして、心の整理をつけたいと思います。
本当は箇条書きではなく文章にするべきですが、そのようなことをする元気も気力も、そして愛着も、この映画に向けるのは難しいので、なるべく効率よく終わらせたいのです。
この映画も、効率よく物語を閉じることをテーマにした作品のようですので。

もちろんネタバレに溢れているので、まだ観ていない方はブラウザバックで。
ここから先は、観賞済み or EP8で打ちのめされて観る気も起きないという方だけでお願いします。

ちなみにEP8の感想はこちらにありますのでよろしくどうぞ。

www.subtle-blog.com

それでは始めます。

何でいまさらパルパティーン?

冒頭で突然のパルパティーン出現。
しかも今作の、そしてこの3部作の黒幕として。
あまりに突然、支離滅裂。
ファン受けを狙うなら、ダースベイダーが登場したほうがアガったと思います。

スノークは幻影だった?

突然登場したパルパティーンからまさかの一言。
スノークは幻影だったそうです。
EP8の記憶が薄い人のために補足すると、ファースト・オーダーの最高指導者で、EP8の終盤であっけなく死んだキャラクターです。
「幻影」というのは比喩表現だと信じていますが、本当に幻影だった可能性も否定できないのがこの3部作の懐の深さです。

ファーストの次がファイナル?

EP8で最高指導者を失ったファースト・オーダーは壊滅的な打撃を受けたため、代わりの悪の勢力として登場したファイナル・オーダー。
あまりに名前が安直すぎやしませんか。
ファーストの次がファイナルですか。
悪の勢力は2部作ですか。

ハイパースペース・カミカゼ・アタックは?

開始10分で3連続ハイパースペースをキメるミレニアムファルコン。
旧3部作の進行方向の状況がわからないと使えないハイパースペースに慣れている身としては、障害物だらけの行き先に次々とハイパースペースするだけで冷や汗が出ます。いつの間にかハイパースペースもフォースと同じく「姿くらまし」のような魔法に昇格したようです。優れた科学技術は魔法と見分けがつかないと良く言いますしね。
最後の1回は目の前に巨大宇宙ミミズがいるのに実行します。
その蛮勇に拍手をしたくなりましたが、ミレニアムファルコンが去った後、宇宙ミミズは無傷。EP8で敵艦隊に向けてハイパースペースを使って特攻を決めた人がいませんでしたっけ?

さらにパワーアップしたフォース

EP8でパワーアップされたフォースが、さらにパワーアップして帰ってきました。
今回のフォースは致命的な傷も治せます。
フォースの無線空間で戦えます。 宇宙船を止められます。 宇宙艦隊も行動不能にできます。
そうそう、ライトセーバーを遠くの人に送ることもできるんですが、艦隊を止められるんですから、あまり特筆すべきことではないですよね。ライトセーバーいらなくないですか?

フィンの恋路

EP8で周囲の(主に観客の)反対にも屈せずローズと結ばれたフィンですが、今作では二人の関係はまったくと言っていいほど描かれません。
変わりに今作初登場のキャラクターと良い雰囲気に。
今度こそは吊り橋効果で終わらないことを願っています。

ハン・ソロ

完結編の終盤になってもまだ悪か正義かを決めかねているカイロ・レンに、ハン・ソロの幻影が語りかけます。
フォースの使い手は亡くなっても霊体になって現れるというのは知っていましたが、ハン・ソロもフォースを使えたんでしたっけ?

誰がホントのことを言っているのかわからないレイの出自

EP8でカイロ・レンからお前に両親はいないと明かされたレイですが、今作ではパルパティーンから私の孫だと言い渡されます。
もう誰がホントのことを言っているのかわかりません。

言動が安定しないパルパティーン

「私を殺せ!」とレイに言っていたパルパティーンですが、5分後には「お前を殺してやる!」と言い始めます。
まあ、長生きするとボケも始まるよね。

レイとレンはキスする必要ありました?

ちょっとわからない……。 これは恋愛感情を持ったキスなのか。
共に戦った仲間に対する親愛のキスなのか。
EP8でフィンとローズの安直なキスをあれだけ叩かれたのに、なぜもう一度しようと思ったのか。
まったくわからない。

終わりに

短く済ませるつもりが、かなりの長文になってしまった。
でも、書ききれていない粗が、不満が、まだまだあるような気がする。

この映画のキャッチコピーは、「すべて、終わらせる」。
EP8を見たときのエントリーで、この崩壊した物語をJ.J.エイブラムスがどう片付けるのかに注目みたいなことを生意気にも書いてますが、まさにJ.J.は「すべて、終わらせる」ために苦心したのではないでしょうか。
この映画のすべてのシーンが、効率的にこのシリーズを終わらせるためにあったような気がします。
ホントに何がしたかったのかわからない。商業主義に走っただけと言われても仕方がないような3部作。
すべてを見た私としてはやっと悪夢が終わったというのが正直な感想です。