感想
この本から受けたメッセージは大きく分けて次の2つ。
- 成功したければ手書きすること
- 自分でコントロールできる範囲を明確にして、そのなかでの責任はすべて負うこと
- 作者: アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ,市中芳江
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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後者はアドラー心理学に火付け役になった『嫌われる勇気』で言われていることなので、改めて思うところはない。
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なるほどと思ったのは前者のほう。
成功する、夢を叶えるためには、目標をとにかく具体化することが大事であるということが、本書のなかで何度も強調されている。
頭の中で考えているだけではダメで、きちんと目に見える形にしなければならないと。
そういう指摘は今まで何度も見かけたことはあるけれど、その出力の形式がデジタルデータがいいのか、アナログな手書きのほうがいいのかという問いに答えているものはなかった。 この本では、手書きしたほうが神経を多く使うので脳に残りやすいという理由で、しきりに手書きをすすめている。
そう言われてみれば、自分も経験があって、本を読んでいるときに良い内容や文章だと思ったところは抜き書きするという習慣があるのだけれど、前はノートに書き写していた。今は抜き書きにかかる時間や検索性の問題から、パソコンに打ち込むことにしているけど、抜き書きした文章の細部まで記憶している確率は、ノートに書き写していたときのほうが高い。
マインドマップを作るときもパソコンでやるより、手書きのほうが楽で、アイデアも多く出る。
手書きには何か不思議な効果があるという実感をこの本で再確認。
- 作者: アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ,市中芳江
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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方法
この本では、やりたいことリストや目標管理を紙に書くことを推奨しているけれど、それだと紙が増えて収拾がつかなくなりそうなので、以下で方法を提案。どれも自分が今まで手書きの効用を維持しつつ、書き綴ったもののエントロピーの増加をなんとか抑えようと試行錯誤してきた内容です。
まず、手帳を使うことを考える。時系列で綴じられているので紙がどこかにいくことがそもそもない。
『逆算手帳』なんかは、この本の出版を予想していたのではないかと思えるほど、この本に書いてあることをそのまま実行できるし。
書ける面積の広い『ほぼ日手帳 カズン』に日記的に書きつづっていくとか。
逆算手帳 GYAKUSAN planner 2018年版 A5 ダブルマンスリー(ガントチャート&カレンダー)
- 出版社/メーカー: GYAKUSAN株式会社
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ほぼ日手帳 カズン 2018 ほぼ日 手帳 本体 4月はじまり 月曜はじまり cousin【下敷き/ボールペン付】
- 出版社/メーカー: ほぼ日手帳
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あとは『0秒思考』で提案されているように、A4の裏紙に書いて、あとでクリアファイルに分類するとか。 裏紙が嫌だと言う人は、簡単にページが切り離せるタイプのノート(例えば『ロルバーン』)を使うとか。
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/20
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デルフォニックス ロルバーンポケット付メモXL ダークブルー
- 出版社/メーカー: DELFONICS(デルフォニックス)
- メディア: オフィス用品
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他に何かいい方法があったら教えてください。