人感センサー後付けで玄関照明を自動化する方法を考える

引っ越してから玄関の照明を消し忘れることが頻発。
前の住居では玄関照明にセンサーがついて勝手にON/OFFをしてくれていたので不便に感じている。そのせいで玄関の照明を消すという習慣がなくなってしまったわけだけれど。
玄関の照明を自動化する方法はないものかと調べてみた。
後述するように、費用対効果を考えて実際には使っていないです。ホント、調べただけ。

住居のスペック

玄関を空けると目の前に階段が広がるメゾネットタイプ。
玄関口の真上に斜め付けのダウンライトが1つ、階段の踊り場にカバーのついた照明が2つある。この計3つの照明は1つのスイッチで管理。玄関のところにあるスイッチを押すと、3つの照明がいっせいに点いたり消えたりする。

人感センサーを後付けする方法

①照明器具を取り替える

人感センサー付きの照明器具に変えるのが正攻法だとは思う。ただし、住んでいるのは賃貸住宅であり、ダウンライトやスイッチの工事をするという手段はとれない。
早々に却下。

②人感センサー付きのLED電球に取り替える

人感センサー付きのLED電球に取り替えるという手もある。ただ、人感センサー付きLED電球はサイズが限られている印象。
さらに取り付けたい箇所のうちの1つは斜め付けタイプのダウンライトなので、電球のてっぺんにセンサーがあるような一般的なタイプのLEDだと、肝心の方向にセンサーが向かず、思ったとおりに機能しないことは予想できる。

それを回避するには斜めの取り付けを下向きの取り付けにアダプタのようなものを使えば何とかなりそう。さらにその先で口金の変換アダプタをつないであげれば、人感センサー付きLEDの選択肢も広がるはず。

天井から電球が飛び出すことになるが、上を見上げる人はそうそういないだろうから大丈夫。

ただし問題があって、玄関真上の照明はこれで対処できるとして、スイッチを共有している他の2つの照明が厄介である。
人感センサー付きのLEDに変えたところで、カバーがあるのでセンサーは作動しないだろう。カバーをとって使用する?

③Switchbotを使って自動化する

Switchbotからボットという商品が出ていて、これを使うと遠隔で照明のスイッチを押すことができるようになる。

同じくSwitchbotから人感センサーが出ているので、これと組み合わせれば何でもできそう。人感センサーの範囲は9mなので、階段の踊り場に置いておけば、玄関まで見通してくれるはず。

人感センサー付きのLEDを使うときのように、天井から電球が飛び出したり、カバーを外して電球をむき出しにするようなこともしなくていいのでいちばんスマート。

費用対効果を考える

とまあ、夢は膨らむばかりなのですが、冷静になって自動化に必要な費用を考えてみると、②の人感センサー付きLEDの場合はアダプタ1000円、LEDが1000円で3個必要と考えると4000円はくだらない。
③のSwitchbotの場合はボットで4000円、人感センサーで2500円なので6000円以上。
10Wの電球を3つ使っているとすると、1日24時間1ヶ月間つけっぱなしにしていても600円くらいの電気代にしかならない。
だったらこれから何度か消し忘れが発生するにしても、放っておいたほうが経済的。そのうち慣れるだろうし。

自動化したい照明が1つなら自動化するメリットはあったかもしれないけれど。メゾネットが憎い。