蛍光灯からLED電球に交換するときのメモ

引っ越し先の照明に蛍光灯が使われていたのだけれど、あまりの色のスカスカさに我慢できず、LEDに買い替えた。
昔はLEDも青白いなんて言われていたけれど、蛍光灯の演色性がRa70程度に対して、LEDはRa80以上が普通になってきているので、日常使いで困ることはなさそう。
そのとき、どのLEDを買うべきかで頭を使ったのでメモ。

「EFD 15形 E26」の蛍光灯をT型LEDに買い替え

照明器具(電球のほうではない)にシールが貼ってあり、次のように記載されていた。
「KOIZUMI EFD 15型専用 E26」。そして円で囲まれた「S」に「GI」が添えられているマーク。下のやつ。

Panasonicのホームページより

KOIZUMIは言わずもがな照明器具のメーカー名。

下で自分の理解のために色々と書いているけれど、PanasonicのものならEFD15型からの取り替えにと書いてあるので安心して買いやすい。
アイリスオーヤマやオームのほうがお値段お安く、スペックの違いもなさそうだけれど、試してはいない。

EFD:蛍光灯の形

EFDは蛍光灯の形状を示している。他にもEFAやEFGと呼ばれるものがある。EFDはスパイラル形状。蛍光灯と言われて思い浮かべる棒形状のものがぐるぐる渦を巻いている感じ。
天井に埋め込まれたダウンライトなど限られたスペースで使われる形状なので、LEDに取り替えるときにうっかり電球型のものにしてしまうとスペースが足りずに取り付けられなかったり、所定の位置に光源がこずに明るさが減少するなどの支障がでる。
EFDに対応しているのがLEDではT型なのでこれを選べばよい。

15型:消費電力

15型は消費電力を示している。つまり消費電力15W。上のEFDと合わせて「EFD15型」で1つの規格になっているみたいだけれど、蛍光灯用の照明器具の生産が終了して、蛍光灯の流通も先細りの中、「EFD15型専用」と言われても…といったところ。
住居が築10年ほどなので仕方がない。当時はまだLEDの価格が高くて、蛍光灯のほうが経済的という雰囲気だったはずだから。しかし、そこから10年でLED一色になるって時の流れは早い。
ちなみに15型の蛍光灯は60Wの電球に相当する。LEDでは6Wだから、蛍光灯は電球の1/4の消費電力で済み、LEDは蛍光灯の1/10の消費電力で済むということになる。

E26:口金の大きさ

これはわかりやすい。口金の大きさ。これが違えばそもそも取り付けることができない。

SとGIで囲まれたマーク

わかりにくくて意識しづらいのがこのマーク。断熱材施工器具であることを示す。
要するに、この周辺に断熱材があるので熱がこもりやすくて危険ですよということ。
最悪、火事につながるし、そこまでいかなくてもLEDは熱に弱いので寿命が縮まってしまう。なので断熱材施工器具に対応しているものを選ぶこと。

結論

断熱材施工器具に取り付けられたEFD15型で口金がE26の蛍光灯は、断熱材施工器具対応のT型で6Wの口金がE26のタイプのLEDで取り替えればよい。
Panasonicのものならそれが全て満たされている。

復習問題:「EFD 15型 E17」の蛍光灯をLEDに置き換えるには?

蛍光灯からLEDに取り替えたのは1個だけ。取り替えたものは昼光色だったので青みが強くて我慢ができなかったけれど、他の照明は電球色なのであまり気にならなかったのです。
改めて確認すると、他の照明は別の形状だったので今後のために復習問題。
EFDなのでT型のLED、15型なのでLEDなら6Wとなるのは上と同じ。口金サイズがE17と小型になっているのでここに注意。SGIのマークはないので断熱材施工器具対応でなくても良いのだけれど、逆に未対応のものを探しづらかったので無視。
となるとPanasonicだと以下のものになる。