8年ほど使い続けたローテーブルに限界を感じて買い替えを考えているので、8年間使い続けてどうなったかを書く。
ローテーブルのスペック
幅90cm x 奥行き50cm x高さ30cmくらいで一人ぐらしの食事をするのにはちょうどいいくらいのサイズ。
価格は当時1万円もいかなかった記憶で、完全にローコスト家具の部類。
耐久性を考える上で重量な材質は、当時どんなふうに記載されていたか覚えていないけれど、今だと合成樹脂化粧パーティクルボードなどと言われているものではないだろうか。木のチップを板状に押し固めたものに、樹脂を浸透させた紙を貼ったものである。
8年使うとどうなるか
天板がデコボコする
天板を横から覗くと、微妙に膨らんでいる箇所が出てきた。光のあたり方で気づくようなレベルではあるけれど、気づいてしまうと気になる。
天板のベースがチップを固めたものだから、湿気を吸い込むと不均一に膨らんでしまうのかもしれない。気にしなければ使うのに問題はない。
天板の表面が剥がれる
これが限界を感じた主な理由。
Amazonなどから届いた荷物を開梱し、剥ぎ取ったガムテープを何気なくテーブルの上に置いておくと、当然ながら天板にくっつく。それを取ると、テープと一緒に天板の表面が紙のように剥がれる。自分の場合は木目のテーブルだったので、その木目が所々なくなりクリーム色の下地が見えている。
最初のころはこんなことはなく、この1〜2年で出てきた症状。いくら樹脂を浸透させいるといっても経年劣化で紙に近づいているのだろう。
見た目の問題でしかないけれど、剥がれる度に残念な気持ちになるので買い替えを考えている。
8年前の自分はどうすれば良かったのか
天板の表面が紙のように剥がれてしまうというのを避けるしたら、表面に紙が使用されているものを避けるのが良かっただと思う。木材を薄くスライスした突板が貼られているものもよくあるのでそちらを選べばよかったのかもしれない。
ただ、値段はざっと調べた感じでは、2倍ではきかないくらい上がる。紙よりも突板のほうが表面は強いとは思うけれど、結局のところ突板も接着材を使っているわけで、そこが劣化したら元も子もないという気もする。
ならば1枚の無垢板かと思うがこちらは最低限10倍くらいの値段は覚悟しなければならなそう。
1万円のローコストなテーブルでも8年は使えるわけで、ではその10倍の80年間、無垢板のテーブルを使い続けますかといったら使わないだろう。
お値段以上の価値を考える理由は当時の自分にはなかったので、いくら8年後に今の状態になるとわかっていても、今のテーブルを選んだかな。