シー・ユー・イエスタデイ | 久しぶり!マイケル・J・フォックス

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あらすじ

タイムマシンを発明した二人の天才黒人ティーンエイジャー。少女の兄が白人警官に射殺され、二人は彼の命を救おうと時間を遡る。けれど、過去に戻るたび、二人は別の悲劇にあって——。

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感想

あらすじでわかる通り、かなり定番のタイムトラベルものです。それ以上でも、以下でもない。
『タイムマシン』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『バタフライ・エフェクト』『シュタインズゲート』『時をかける少女』などなど、タイムトラベルものには数々の名作がありますが、この『シー・ユー・イエスタデイ』はそこで散々議論された内容をそのまま持ってきているので、タイムマシンものとしての新鮮味はありません。
ラストは悲劇の連鎖に終止符を打つのではなく、私たちの戦いはこれからだ!という打ち切りエンドのような終わりになっているので、なんとも歯切れが悪い。
100点満点のハッピーエンドにはならなくてもいいから、着地点を見せてもらわないと、見ているほうは消化不良になるだけ。
その点、『バタフライ・エフェクト』はうまかったなあ。

製作がスパイク・リーということで、キャストはほぼ黒人。
白人警官に誤射された兄を助けるためという、どこかで聞いたような黒人差別事件が主人公のタイムトラベルの動機になっていて、人種差別問題を絡めようとしているのがわかる。
わかるんだけれど、とりあえず人種問題を話の中に置いておけばいいんでしょ?というような雑な絡め方だから、見ているほうとしてはフラストレーションしか溜まらない。
登場人物もあまり魅力的ではないし。

唯一、テンションが上がったのが、マイケル・J・フォックスが出演していること。
思わず久しぶり!と声をかけたくなりました。
黒人の映画なのに、ほぼ唯一の白人キャストのマイケル・J・フォックスの、5分に満たない登場シーンが一番気分が上がるという皮肉。

最近、Netflixは規模を拡大しすぎて、息切れを起こしていないでしょうか。