感想 「無知の知」を述べたのはソクラテス。 誰もが聞いたことのある有名な言い回しだけれど、 無知の知がなぜ重要なのか、 逆に、無知の無知がどうして起こるのか、 知っている人はいないのではないか。 この本は認知科学の視点で、その疑問に答える。 知っ…
「日経平均を動かせる男」という2つ名がかっこいい。 cisという3桁億単位の資産を持つ個人トレーダーがいることは知っていたけれど、その手法がどのようなものなのかは謎だった(ツイッターを覗いても「リネージュ2」の話題が大半で……)。 そんな生ける伝説…
今の世界は、これまでの世界とは異なる力学で動いている。 ブレグジットもトランプ大統領の誕生も、従来の手法では全く予想ができなかった。 ISISの活動があれほど大規模なものになるとは誰も思わなかったし、アラブの春も、フランスの暴動も、ハリウッドの…
『シュガー・ラッシュ』、6年ぶりの続編。 www.disney.co.jp 悪役の悲哀と孤独なヒロイン、そして何より、懐かしのゲームキャラクターが魅力的なストーリーラインに絡んでくることで、なかなかに楽しい映画に仕上がっていた『シュガー・ラッシュ』。 舞台設…
第30号で休刊となったコンデナスト・ジャパン版のWIREDが約1年ぶりにリブート。 ちょうど震災の直後に、目に止まった地球の表紙のWired vol.1を手に取って、テクノロジーが変える世界という記事の切り口におもしろさを感じて、それ以降、購読し続けた身とし…
今週、新聞が取り上げていた政府策定のAIの7原則。 AIは人間の基本的人権を侵さない 誰もがAIを利用できるよう教育を充実 個人情報を慎重管理 AIのセキュリティーの確保 公正な競争環境の維持 AIを利用した企業に決定過程の説明責任 国境を越えてデータを利…
感想 ハリー・ポッターは原作から入って、映画7部作(8部作?)は途中でフェードアウトした口なんですが、ファンタスティック・ビーストはハリポタ以上におもしろくなるかもしれない。 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 レンズと光の魔法――…
今年から日本でも市民権を得た感じのブラックフライデー。 前々からやっていたところもあるんだろうけど、今年は特に「ブラックフライデー」というノボリや看板が目立っていたような。 みなさん良いもの買えましたでしょうか? 私はといえば、『FIFA19』のブ…
あらすじ 保護者の意見によって自粛に追い込まれたプロムナード。 開催しようと修正案を練る雪ノ下雪乃だが、限界がある。 その姿を見て比企ヶ谷八幡は手を差し伸べようとするが、陽乃に指摘された「共依存」という言葉に縛られ、今までのようには雪乃を助け…
あらすじ 常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。 双子の弟・風我のこと、決して幸せえなかった子供時代のこと、 そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。 —— 帯文より フーガはユーガ作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 実業之日本社発…