Subtle Blog

本や映画やドラマについての感想文

作者-伊坂幸太郎

火星に住むつもりかい? | 正義と平和は危ない言葉

あらすじ 「平和警察」によって取り締まれられる仙台。平和警察の管理下では、住人の監視と密告によって「危険人物」と見なされた者は、衆人環視の中で処刑される。そんな不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは「正義の味方」、ただ一人。平和警察と…

ホワイトラビット|とびはねるプロット

いつも他の作家とは違った語り口で読者を楽しませるのが伊坂幸太郎だけれど、今回はいつも以上のぶっ飛びよう。 神さまのような視点から「次にはこういうことが起こります」「そのころこちらではこういうことが……」と地の文で説明してしまう(『レ・ミゼラブ…

AX|同じだけど違うものを

『グラスホッパー』『マリアビートル』から続く、伊坂幸太郎の「殺し屋」小説第3弾。今回は恐妻家の兜が主人公。 ハリウッドの脚本市場でいうところの「同じだけど違うものをくれ」という要望に応えるような作品。 AX アックス (角川書店単行本)作者: 伊坂…