Subtle Blog

本や映画やドラマについての感想文

☆5

スリー・ビルボード | 人は相反する感情を持つものだから

スリー・ビルボード (オリジナル・サウンドトラック)アーティスト: カーター・バーウエル出版社/メーカー: Varese Sarabande発売日: 2017/11/10メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る www.foxmovies-jp.com あらすじ アメリカ・ミズーリの田…

ウエストワールド|創造主の手を離れる被造物の物語

進歩したAIを利用した近未来のテーマパークでの騒動を通して描かれるのは、何かエラーが起きているのはわかるのだけれど、その原因を突き止められない人間の姿。 おそらく、現実の人工知能でもこれから同じことが起こるのだろう。人工知能は賢くなるけれど、…

ストレンジャー・シングス 未知の世界|既知のシーンで未知の世界を

『E.T.』『スタンド・バイ・ミー』『グーニーズ』。1980年代は、子どもが活躍する名作の宝庫。 そして『スター・ウォーズ』『ターミネーター』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ブレードランナー』。今なお色褪せないSFが生まれたのもこの時代。 そんな1…

ブレードランナー2049|オリジナル以上にリアル

『スター・ウォーズ』『ターミネーター』『猿の惑星』etc. 毎年のように過去の作品のリメイクなりリブートなりが生産されてはいるけれど、オリジナルを超えるようなものはなかなかない。 それはこの『ブレードランナー 2049』でも同じだろうと思っていた。ま…

隷属なき道|閉塞感を打ち破るためのシステムは?

サブタイトルからして「人工知能で人間の仕事の半分がなくなるから、ベーシックインカムで対応しましょ」って話かと思ったら、もっと広く不可避でどうしようもない話。そもそもAIなんてきっかけのひとつに過ぎず、格差や停滞で今の社会制度は限界だから、ベ…

ユリゴコロ|生まれの性質は変えられないのか

「家族が殺人犯だったら?」というテーマで始まるミステリー。 主人公の実家から「ユリゴコロ」と題された4冊のノートが見つかる。そこに書かれていたのは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文。自分の家族に殺人者がいたのか? 主人公は真相を探る——。 …

反脆弱性|現代は効率的すぎて脆弱だ

働き始めて驚いたのは、予定どおりに終わる仕事やプロジェクトがほとんどないこと(もちろん自分の担当分も含めて)。 効率的と呼ばれる方法を試し、生産性を向上させるという触れ込みのツールを導入し、マンパワーを得るために外注までしている。 それなの…

<インターネット>の次に来るもの|インターネットは人間の本能を刺激した

今でこそ当たり前になったパソコンやインターネットだけれど、ほんの20年前までは「わけのわからない」ものだった(バフェットも「理解できない企業には投資をしない」と言って最近までIT企業に手を出さなかったくらいだし)。 インターネットやITなんていう…